
「たべる」の広場

当院では歯科治療の最終目標を「たべる」においています。 このサイトでは「たべる」に関する情報を発信します。
●子供さんでは虫歯の治療だけでなく、発達上の相談(うまく噛めていないのでは? 食べ散らかしていてばかりで困る。などの疑問)にもお答えしながら、日常の食生活を一緒に考えます。
●ハンディキャップのある方の「たべる」を一緒に考えます。
「経管栄養だけでなく、食べさせることはできないか?」などは当然の家族の気持ちです。安全な食べさせ方がないか評価して、方法を保護者の方や、介護者の方、患者さんと一緒に考えます。
●高齢で筋力低下や脳梗塞などで今まで食べられていたのに、むせるなどして、口からの栄養摂取が困難になることがあります。安全に食べる方法がないか、評価し、筋力アップなどのエクササイズも含め検討します。
●介護度が高くて全部の栄養を口から食べられなくても、数口でも好きなものを食べることが、良い効果を生み出すことがあります。コミュニケーションとしての「たべる」ができないか検討します。
「たべる」をサポートするグッズを紹介します。
シリコーンスプーン

口へのあたりがやわらかく、スプーンを噛んでしまう方などに適しています。
くるりんグリップ

歯ブラシやスプーン、筆記用具など細くて持ちにくいときに巻きつけて、太く持ち易くします。
楽々箸

どのように持っても箸の先端がきちっと合って持ち易い補助具の付いた箸です。握力が弱い方などに適しています。
フィーディングスプーン

口のあきにくい場合でも介助のしやすい平たいスプーンです。丸型はどの向きでも唇に当たりやすく液体を吸いやすいタイプです。
ペットボトル・チアオープナー

大きい丸はペットボトルのキャップ、小さい丸はチアキャップ対応です。指の力が弱くてもらくらく開けられます。